ComingUp式!名言実行シリーズ「百聞は一見に如かず」
ComingUp式名言実行シリーズとは?
数々の人が残してくれた「名言」や「ことわざ」
誰もが一度は見たことのあるものだと思います。
あなたの心に響くものもたくさんあったでしょう。
しかし、その名言、「なるほど、その通り!」「うわぁ~当てはまるわ」
と、納得して終わってしまっていることが多いのではないでしょうか。
あるいは名言があなたの心に響いてから、
数日でその名言を忘れてしまっていませんか。
心に響いたのであれば、それを実行しなければ意味がありません。
このシリーズでは、その数々の名言を
具体的に実践できるように、カミングアップ式で解説をしています!
そのため、“何か夢や目標・なりたい自分がある”という方寄りに書いています^^
今回の名言はコレ
「百聞は一見に如かず」
意味と由来
「百聞は一見に如かず」(ひゃくぶんはいっけんにしかず)
意味:百回聞くよりも、たった一度でも自分の目で見たほうが確かだということ。
(故事ことわざ辞典参照)
この語源の由来は、『漢書』趙充国伝という書物から来ているそう。
※『漢書』…前漢(B.C.206~A.D.8)の歴史書。中国後漢の時、班固、班昭などによって編纂された。前漢の成立から王莽政権までについて書かれた。
※趙充国(ちょうじゅうこく)…前漢の将軍。字(あざな)は翁孫。隴西郡上邽の人で、後に金城郡令居に移住した。
簡潔に説明すると、
漢の宣帝が反乱を起こしたチベット系の遊牧民族を鎮圧するために、
趙充国という人物に、鎮圧するために必要な戦略と兵力を尋ねたところ、
趙充国は「百聞は一見に如かず、です。軍事の現場はここから遠く予想がつきません。願わくば、私が自ら金城(涼州金城郡。現在の甘粛省)に馳せ参じ、地形を図に描いて、それから方策をたてまつりましょう」と返したことが語源になっているようです。
参照:http://chugokugo-script.net/koji/hyakubun-ikken.html
現代では、
「他人から聞いて知ったつもりになるのではなく、実際に自分で確かめなさい」
という戒めの意味でも使われています。
カミングアップ式「百聞は一見に如かず」
この有名すぎる言葉は、耳にしたことがない人はいないのではないでしょうか?
しかし、これを自分自身の人生において実行している人たちは?
と言われると、実際かなり少ないというのが事実でしょう。
この言葉だけをとらえれば、
“百聞するより一見する”というのが当たり前のことかと思われますが、
「挑戦こそ最高の成功体験」を理念に掲げて行動をしているCamingUPでは、
少し違ったとらえ方をしています。
「一見しないのなら、百聞してみる」
ということです。
1つカウンセリングをしている生徒さんの例をあげたいと思います。
カウンセラー志望Cさんの事例
Cさんは個人事業主でカウンセラーをやりたいとComingUPに入ってきました。
もちろん個人でやるということは、カウンセリングの経験もさることながら、
お客様の獲得をするために、当たり前ですが営業を身に着けなければなりません。
始めのうちは営業活動に励んでいたものの、数か月足らずで挫折をし、
営業をしたくない!となってしまいました。
しかし、問題なのは、Cさんのお客様には、
営業でつまずいているお客様がほぼ大半です。
客観的に見ていればお分かりかと思いますが、
営業が嫌で投げ出したカウンセラーに、営業マンがカウンセリングを受けるなんて、
ちょっと変なお話ですよね。
しかしCさんはかたくなに営業を拒んだため、
「営業が上手くなるための本を約1週間で12冊(おそらく4000~5000ページ分)を読んで」
「そしてその知識をもとに、営業マンのカウンセリングを実際すると想定して実用書として読み、様々な営業に対する悩みに答えるテストをします」
と課題を出されました。
しかも、他の仕事のペースを落とさずに、です。
Cさんは重くのしかかる本を目の前に、とても苦い顔をしていました。
みなさん、これに対してどう思うでしょうか?
厳しいと思いますか?
賛否両論あるかとは思いますが、
ComingUP式では、こう変換されます。
「一見(営業)したくないのなら、
百聞(営業に関する本を1週間で12冊)してみればいいのでは?」
物事から逃げようとすればするほど、その反動は大きくなりますが、
その反動も経験してみれば良いという考え方です。
一次情報
CamingUPでは、「一次情報」をとても大切にしています。
一次情報とは、簡単にいうと、「本人が実際に体験して手に入れた情報」です。
反対に、二次以下の情報は、「インターネットや本等で既に誰かが体験したものを記した情報」になります。
一次情報は、見たり聞いたりした情報を、実際に自分で行動に起こしてみて初めて、
その人が体験した「一次情報」と言えます。
Cさんを例に挙げるとしたら、
行動を起こせない、起こしたくない人が陥りがちな、
「二次情報の収集癖で満足する」
ことに留まらず、
一見無理難題に思える課題に立ち向かい、それをこなすことができれば、
間違いなくそれは「一見せずに百聞をしてみた」
という経験がCさんの一次情報として蓄えられます。
多くの人が中途半端な位置に立っていて、
Cさんにおいてのこの「百聞」までの負荷をかけて知識を得ることはないでしょう。
だからこその、ComingUP式なのです。
百聞は一見に如かずには続きがある
最後に、この「百聞は一見に如かず」の言葉に続きがあることを
ご存知でしょうか?
こちらをご紹介して、今回は締めくくりたいと思います。
1.百見不如一考(百見は一考に如かず)
参照:https://newsmomonga.com/8844.html
2.百考不如一行(百考は一行に如かず)
3.百行不如一効(百行は一効に如かず)
4.百効不如一幸(百効は一幸に如かず)
5.百幸不如一皇(百幸は一皇に如かず)
1.百回見たとしても、一回自分で考えることには及ばない。
2.百回考えたとしても、一回自分で実行することには及ばない。
3.百回実行したとしても、一回成果を上げることには及ばない。
4.百回成果を上げたとしても、一回幸せに繋げることには及ばない。
5.百回幸せに繋げたとしても、一回すべての人のためになることには及ばない。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回もまた、ComingUPらしい言葉に出会うことができました。
その続きも、とても素敵な言葉で、
どれもComingUPで実践していることの集約になります。
結果を出すことには、それ相応の行動や努力、そして「負荷」
が必須になります。
あなたにとっての「百聞は一見に如かず」は何ですか?
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