ちゃんと伝わっていますか? あなたの思いをちゃんと伝えるコツ

あなたの普段の言葉は、人にちゃんと伝わっていると思いますか?

それとも、あまりうまく伝えられていないと思っているでしょうか。

今回のテーマは、「伝え方」です。

仕事において大事だと言われているのは、「報連相」です。

みなさんも一度は言われたり、聞いたりしたことがあると思います。

しかし、この報連相ですが、

実は案外うまく使いこなせていない方が多いのです。

プライベートでもあると思いますが、

そんなつもりで言っていなくても、

相手の受け取り方が違ってトラブルになったこと、ありませんか?

普段の会話において、皆さん内容に重きを置いていることが

多いと感じます。

しかし、内容も大事ですが、それを相手に伝えることの方が

重要だと思います。

内容はともあれ、そもそも自分が思っていることが、

相手に伝わらなければ

うまくコミュニケーションをとることができないからです。

主観は相手に伝わらない。

あなたは人に何かを伝える時、主観が入っていないでしょうか?

主観というのは、自分のとらえ方なので、

聞いた人によって事実が変わってしまうことです。

例えば、

「自分は良い成績をとるためにすごく頑張った。」

と主張した人がいたとしましょう。

その人にとっての良い成績は何位なのか、何点取ることなのか、

すごく頑張ったとは、毎日1時間勉強したことなのか、3時間勉強したことなのか。

もっと細かく言えば、どんな勉強をしたのか。

(毎日単語を30覚えた等)

「自分は良い成績をとるためにすごく頑張った。」だけでは伝わりません。

この例は、自分のことで完結しているから

さほど問題になることはないでしょう。

しかし、これが、意志伝達や、

自分の越えなければいけない壁だった場合、どうでしょうか?

伝えたいことや、自分のぶつかっている問題が

明確でない限り、人は動けません。

人はイメージできないことは動きに移すことはできません。

実体のないものは、掴むことができませんよね?

実体もないのに掴むという行動をおこす人は、

いつか自分が「なんでこれやってるんだっけ?」

と自分の行動に疑問を持ち、動けなくなってしまいます。

実例

普段カウンセリングをしていて感じるのは、
主観の入りすぎた主張が多いです。

Comingupでのカウンセリングは、共感するだけでは意味がありません
なぜその人が自分の思うように動けないのか。

なぜ頭ではわかっているのに、なんとなく動けないのか。

その原因を一緒に探って根本を見つけなければなりません。

みなさん、自分の思い思いの人生を目指しているから。

共感だけで解決するはずがありませんよね?

例えば、ストレスと一言で言っても、

「この人はこういうことがおきて、ストレスが溜まっているんだな」

ということはわかっても、そのストレスの中身がなんなのか、
が伝わってきません。

実際の生徒さんの例を挙げると、

その方は営業ができるようになりたいと入ってきて、

具体的な数字を決めて毎月営業をしています。

そこで、「自分の先入観から、営業をかけられない人がいる。」

と相談を受けました。

彼の悩みは「どうしたら営業かけられるか」というところで止まってしまっていました。

彼がしなければならないのは、

その「先入観」の中身がなんなのか、

自分が思っている先入観とは、何なのかを解明する必要があります。

そうすると、必然的に自分がどんなタイプだと判断した人には

営業をかけられないのか。を知る必要がありますね。

一例として、

「パリピな人」

と仰っていたので、

彼が何を基準にパリピだと判断したのか。
彼の中のパリピの基準ですね。

私が思うパリピと、彼の思うパリピでは、

認識の違いがあると思いませんか?

そして、なぜ自分がパリピに営業をかけられないと

思っているのか。

これこそが「先入観」の中身ではないでしょうか。

たとえば、

パリピはそもそもまじめに話を聞いてくれないという先入観がある

パリピは真剣な話が苦手そうという先入観がある

パリピは話しかけたらガン飛ばしてきそうという先入観がある

等々(笑)

面倒な作業かもしれませんが、

これがわかっているのとわかっていないのでは、

伝わり方は雲泥の差です。

主観を意識する

少し難しい話になってしまいましたが、

主観がいかに相手に伝わらない、もしくは

自分が伝えたかったことと違う様に伝わってしまうかが

お分かりになったと思います。

もしもあなたが人に伝わるように話したいと思うのでしたら、

普段使っている言葉に、主観は入っていないか、

意識してみてください。

相手に伝わらないのは、自分がうまく伝えられていないこと

原因かもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

改めて振り返ってみると、案外自分の物差しで話してしまっていることって

多くないですか?

今一度、振り返ってみて、うまく伝わらないと思っている相手に 改めて意識して話してみてください。

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