”自分に自信が持てない”あなたへ
Coming Upでは、既に何人かのクライアントさんをカウンセリングさせていただいていますが、
今回はほとんどのクライアントさんがぶつかる悩みをご紹介し、
成長したい・変わりたいと思ってこの記事を読んでいるあなたに、大切なエッセンスをお伝えしたいと思います。
Coming-Upは
「挑戦こそ最高の成功体験」
をモットーに、
「あなたが本当になりたい姿」
を実現させるために、
環境
を提供して日々挑戦を繰り返しています。
そんな中で、よく相談を受けることがあります。
「うまくできない」
「自分にはできない」
ということ。
そしてその壁にぶつかって、
なかなか前に進めない方が多くいらっしゃいます。
これから何かを始めようとしている方や
今現在挑戦していることがあるけれど、うまくいかない、
という方は、なぜこのようなことが起こるのか?をまずは理解しておく必要があります。
人と比べていませんか?
一番多くみられるのが、このパターンです。
人と比べてしまって、「自分にはできない」
となってしまうパターン。
これは私たち日本人には本当によく見られる傾向です。
所説ありますが、
日本の教育に関係しているものが有力ではないでしょうか。
日本では成績順位がつけられることが殆どで、
そういった環境に育つため、
幼いころから他人と比べられる習慣があります。
「○○ちゃんは上手にできるのに」
「○○くんはお勉強頑張っているのに」
「お兄ちゃんはもっと早く○○できたよ」
なんて言われたことはありませんか?
友達や兄弟・近所の知り合いを引き合いに出され、
自分が「劣っている」と比べられたりしたこと、
一度はあるのではないでしょうか。
日本では「肩書き」を大事にされる風習があるがゆえ、
このようなケースが多くみられます。
他人と比べることは悪いことではないですが、
他人と比べて自分が劣っていると自信を無くし、
やる気が落ちてしまうことは、
何とか解決していくべきでしょう。
そこで、すこし解決へのヒントをお伝えしたいと思います。
目指すのは、「あなた」のなりたい姿
少なからず、この記事をここまで読んでいるあなたは、
他人と比べて、自分が優位に立っている・劣っている
というのが、人生の目的では決してないはずです。
あなたが目指すのは
「あなたのなりたい姿」であって、
「他人の人生」ではありません。
そのことを忘れないでいただきたいのです。
改めて文章で見れば、
そんなこと、わかっているよ!
という気持ちになりますよね??
ただし、人は頭でわかっていても、その通りに動けないのです。
それをふまえて、あなたの人生が他人のものにならないようにしてほしいのです。
先程の文章を読んで勘違いされる方が多いので先にご説明すると、
他人と比べることは、悪いことではありません。
ただし、あなたのなりたい姿は「あなただけのオリジナル」です。
他人と比べて落ち込むことはありません。
「あなた」の人生ですから。
他人と比べる必要があるのは、
「自分の立ち位置を把握するため」
に他なりません!
その人と比べて、
いまの自分がどの位置に立っているのか?
自分に何が足りないのか?
そもそも比べた能力は自分の性格等を考えて自分に必要な部分なのか?
沢山の人と比べて、参考にすればよいのです!
トラウマ的な自信のなさ
こちらのケースもよくありますので、書いておきます。
何か大きな失敗をしたり
恥ずかしい思いをしたり
自信をもってやっていたことが、他人に何かを言われたり
そんなことがきっかけで、
著しく自信を失ってしまった経験がある方。
本当に小さな事かもしれません。
例えば、小学生の時に自信をもって回答したものが
違っていてみんなに笑われた…
それが顔から火の出るような
とてつもなく恥ずかしい経験だとしたら、
次から発言することを恐れてしまいます。
その時点から、その経験をした人は、
恥ずかしい思いをすることを恐れて、
自ら挙手して発言することを避けるように癖がついていきます。
その癖をずーっと続けていると、
自分の発言に自信が持てないため、
「言いたいことを言えない」
という現象が起こります。
これは極端な例かと思われるかもしれませんが、
実際に身近にあることなのです。
筆者の実体験ですが、
幼いころから、容姿端麗な姉と比べられ、
容姿のことでいじめを受け
強烈にルックスに自信が持てなかったことから引きこもりになりました(笑)
整形を本気で考えたこともありました。
では、どうやって整形をせずに乗り越えたのか?
自信の本当の意味
あなたは、自信の本当の意味が分かりますか?
何かができたから
人と比べて、自分の方ができているから
褒められたから
でもこれって、本当の自信ではありません。
なぜなら、
それらの自信は他者の評価や環境によって左右されてしまうから。
わかりやすく説明すると、
自分よりも成績の悪い人が沢山周りにいるのか
自分よりもはるかに成績がいい人が周りにいるのか
によって、自分の成績は変わらないはずなのに、
自信のない人は後者の環境にいると自信を失います。
ならば、本当の自信とは、もうおわかりでしょうか?
基準が「他人」ではなく「自分」の中にあるのです。
「沢山持っているから自信がある」
ではなく、
「どんな自分でも、自分の可能性や力を信じている」
ということになります。
あなたの周りに、明らかに他よりも劣っている人が、
なんでそんなに自信があるの?と問いたくなるような
自信にあふれてキラキラした人はいないでしょうか?
自信がある人は、
たとえ何を持っていなくても、一つのものを見つけて磨いていくことや
新しく生み出すことができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
自分に自信がない人と自信がある人との決定的な違いは、
全て他者から比べた評価ではなく、
「自分主体」であること。
基準が自分であること。です。
いつまでも他人と比べて落ち込んでいては、
あなた自身の本当の良さや磨きをかけていく場所が見つからず、
自己嫌悪に苦しみ人生が終わってしまいます。
今の時代はインターネットも普及し、
沢山の情報が気軽に手に入る時代です。
この記事を読んだあなたは、
「自分に足りないもの」ではなく、「自分にあるもの」
を是非見つけ、どんどん磨き、どんどん新しい自分も見つけていって
欲しいと思います!
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