あなたは強くなりたい?真の強さを持っている人がやっている、たった1つのこと
あなたは「強くなりたい」と思ったことが、一度はあるのではないでしょうか。
筆者は何万回とあります。
こんな時に、強くなりたいと感じていました。
・誰かにいじめられた時
・誰かと比べられた時
・悔しい思いをした時
・怒られて泣いた時
・自分のメンタルが弱いと気付いた時
・我慢が出来なかった時
・喧嘩に負けた時
・自分が無力だと感じた時
こんな場面が数え切れないほどありました。
そんな時に、「もっと私が強ければ…」「もっと強くなりたい」
と思い続けていました。
そしてその弱さを認めることができず、その気持ちを紛らわすために
なんの計画性もなくがむしゃらに何かを始めたり、
物理的に強くなろうと格闘技を始めたり、
強い言葉や口調で相手を威圧してみたり…
今思い返せば、そんな小手先のようなことばかりをしていました。
当然ながら、目先のやることを変えても、また同じ問題にぶつかり、
また、「強くならなきゃ」という繰り返しのループにはまってしまっていたのです。
そして、本当の強さとは、そんな小手先の手段で手に入るようなものではないということに気が付きました。
今回は筆者の過去の体験をそのまま引用し、
真の強さとは?について書きたいと思います。
とても強がっていた筆者の学生時代
初めにお伝えしますが、
「強い人」と「強がっている人」では全く意味が違います。
みなさんは、当たり前のことだと思われるでしょう。
しかし、学生時代の自分は、自分を強く見せることが強さだと思っていました。
言葉に直してみると、その言葉の違いは明らかなのは分かっても、
行動が、「強い」と「強がり」とを混同してしまっている人は案外多いのではないでしょうか。
明らかに強がりだった学生時代の筆者は、
常に誰からもナメられない様に気を張って、
小学高学年になると、強さに憧れて武道を始めました。
そして小学生の頃の強烈な体験の繰り返しで、
私は、「何があっても泣けない人間」になりました。
その体験とは、
筆者と喧嘩した相手に対し、筆者は淡々と事実を伝えたところ、
その相手が泣き出しました。
ことの事態に気が付いた先生に、真っ先に怒られたのは、筆者でした。
筆者が先生にどれだけ事実を伝えても、泣いている子の肩を持つような発言ばかりが返ってきました。
それが一度ではなく、毎回、内容がどうであっても、泣いた方の味方をされることには変わりがありませんでした。
筆者はそのことに絶望と怒りを感じました。
筆者は幼い頃、とても泣き虫だったのですが、
この経験がきっかけで、
「泣くのは弱い奴がやることだ」と強烈に泣くことに怒りを覚えました。
この頃から一度も人前では泣かなくなり、
「泣かない強い自分」に酔っていました。
でも、大人になり、先程話したループにずっとはまり続けて、
強さが満たされることなく、
むしろどんどん弱くなっていくことに恐怖と自責の念だけがたまりました。
真の強さとは?
社会人になって、自分の「強がりの仮面」に限界がやってきて、
ついに崩れ始めたきっかけがありました。
仕事のミスを指摘されたことの悔しさから人前で大泣きをした時、
初めて自分の弱さに気が付きました。
「なんて自分は弱かったんだろう。」
それに気づいた時は、弱い自分を責め続け、立ち直れなくなっていました。
しかし、筆者が尊敬するある人の言葉が、筆者を救ってくれました。
「本当に強い人は、自分の弱い部分を受け入れている人だよ。」
筆者は初め、この言葉の意味がよくわかっていませんでした。
しかし、色々な経験を積んだ今、その言葉がよくわかりました。
人間は、必ず弱さを持っています。(持っていない方は存在しません)
自分の弱さを受け入れられない人は、
「強くあらねば」と思うがあまり、
自分の中の弱い部分を見ようとせず、
見ないふりをし続けてしまいます。
でもそこには本当の強さが備わっていないから、
表面だけ飾る(強がる)必要が出てきてしまうんです。
それは苦しくなって当たり前ですよね。
真に強い人は、自分の弱さをちゃんとわかっています。
ちゃんとわかった上で、それでも立ち向かっていける勇気がある。
逆に言えば、
自分の弱点を知っているからこそ、対策を考えられ、
どんどん強く成長していけるのです。
強くなりたいと思いながらも、
弱さを受け入れられない・認められない方々にとっては
少しヘビーな話をしました。
ちょっとここでわかりやすい例え話をしたいと思います!
あなたは戦うキャラクターを育てていく様な類のゲームをしたことがありますか?
FF・モンスターハンター・キングダムハーツ・ポケモン
何でもいいです。
これは、筆者のカウンセリングのクライアントさんが
自分の弱さにうまく向き合うことができず筆者の体験談を話した時、
あまり理解ができなかったようでしたので、
この生徒さんがたまたまゲーム好きだったのもあり、ゲームで例えてみました。
どんなキャラクターにも弱点属性?のようなものがありますよね?
(筆者はあまり詳しくないので、違ったらすみません。)
私たちプレーヤーは、そのキャラクターを強くするために、そのキャラの属性を知り、
強い部分は伸ばしていき、弱点の部分は、それを補うような装備や補強剤(?)を
そのキャラクターに使って育てますよね?
ではそこで、
そのキャラが自分だったら、と置き換えてみてください!
どうでしょう?
自分の弱点を知らなければ、何を伸ばせばいいのか、
どんな装備をすればいいのか、何を飲めば(?)いいのか、
全く分からないまま、トンチンカンな装備を付けて
戦いに行っているのと同じことです。
当たり前に、装備をちゃんとつけているキャラより弱くなってしまいますよね?(笑)
それどころか、相手が自分の弱点を見抜いて、それ専用の装備をしていたら、
確実に負けてしまいますよね?
(我こそはプロゲーマー。ノーマル装備でも強い奴に勝てる!という方はスミマセン…)
とまぁ、こんな冗談話も交えながら、日々カウンセリングをしています^^
まとめ
いかがでしたでしょうか。
大切なので、おさらいです。
人は誰しもが弱さを持っています。
その弱さにどう向き合うのかは、あなた次第です。
弱さを受け入れることができれば、
今まで強がることしかできなかった沢山の場面で、
自分がどうふるまうのか?を選択できるようになります。
あなたは強い人になるために、どんな選択をしますか?^^
この記事へのコメントはありません。